イジメた側がトラウマになるのは許されないとか
何十年前になるか自分はイジメをしていた方。
学生時代イジメのせいで相手は学校に来なくなった。
今思えばというかもう何十年も後悔している。何十年も経っているのに未だに忘れること無く思い出しては後悔の念にかられる。
時々震えが来るほど自分を許せなくなってしまう。
あの頃の記憶はほとんど残っていないのに、こうやって思い出す数が多いと記憶に焼き付くようだ。
その時のイジメを思い出して、もしも自分だったらもっと震えるほど嫌な気持ちになっていたのかもしれない。
自分はイジメていた側なのに自分を許せないのはそれこそ自分勝手で自分を責め立ててしまう。
でも多分自分にいじめられていたあいつは、あの後活躍していて今はいい父親になっているのだと願っている。
人生を台無しにしてしまったオレに応援なんてされたくないだろうけど、今は応援するしかない。
がんばれ、なにがあってもおれ以上に幸せになっていてくれと心の底から叫んでいる。
後悔するくらいならやるべきじゃない。
今は人に教える立場なのに当時のことを振り返っては自分で公開しているようではダメだ。
これはトラウマというのだろうか。
ひとそれぞれいろんなトラウマを抱えていると思うが、自分のトラウマは身勝手なもの。
あいつに比べるとトラウマなんて言ってはいけないだろう。
これを何かの力に変えて別の形で貢献できるようにしていきたいと思っている。